なぜ組織は縦割りになるのか?問題(2)

ということで、昨日の続きである。

昨日は理念やビジョンやパーパスが組織縦割り化の対策である、というところまで話した。

では、具体的には何をすればよいか?

『わが社の理念は~~』『パーパスを定義しました、それは・・・』

なんて偉い人に言われても、はっきり言ってほとんどの従業員は思いを受け取れない。なぜか。

人間は、答えを聞くと満足してしまうから。

関心があるのはテストの点数だけ。どこを間違ったかは興味がない。

旅行の目的である温泉に浸かって上機嫌。でも道中にも見どころがあったんだけど。。。

理念やパーパスも、聞いただけでは『ふ~ん』とか『なるほどね』くらいの感想にしかならずに、共感できてないんじゃないか?

もう一度、前回の復習を。

  仮説:理念やパーパスに共感すれば、縦割り化を防げる

この仮説で一番重要なのは、理念やパーパスを設定することじゃなく、共感にある。

でも、我々は答えを聞くだけで満足してしまうので、共感できない。

じゃあ、共感するにはどうすればいいか?

それは次回のネタにしよう。

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